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病床機能報告

医療法に基づき、すべての病院・有床診療所が毎年届け出る「病床機能報告」。 急性期・回復期・慢性期などの機能区分病床数を公的に集計し、地域の医療提供体制を把握するために活用されます。 地域医療構想の基盤となるデータとして、国・自治体・医療機関の計画立案に用いられています。

主な記載されている項目

施設別

  • ・診療報酬の届出の有無
  • ・救急医療の実施状況
  • ・医療機器の保有台数
  • ・職員数(医師・看護師・薬剤師・リハビリ 等)

病棟別

  • ・医療機能(急性期・回復期・慢性期 等)
  • ・病床数
  • ・主とする診療科
  • ・入院患者数 / 退院患者数
  • ・重症度の状況
  • ・リハビリの実施状況

病棟別・月別

  • ・入院基本料、特定入院料
  • ・手術の実施状況
  • ・がん・脳卒中・心筋梗塞等への治療状況
  • ・救急医療の実施状況

データの粒度

  • ・施設単位(病院/有床診療所)
  • ・病棟単位のデータ
  • ・病棟単位の月別データ

更新頻度

年に1回、毎年9月中旬頃に公表
年次ごとに集計され、経年変化の把握に活用できます。

ランジェMAPでできること

  • 病棟ではなく算定入院料を分析の基軸とすることで、公開されたままのデータに比べて施設像がより鮮明に!

    • 病床数、稼働率、患者数(新入院数、退院数、延べ数)、平均在院日数等の医療機関KPIが把握可能
    • 急性期、慢性期など病院機能の特徴も容易に把握
  • 算定入院料を任意に「絞り込み・組み合せ」を可能とすることで

    多彩な切り口から地域の医療提供体制を把握

    例)地域のICU保有施設及び稼働実績を地図上に展開

  • 病床機能報告の施設票・病棟票より職種別職員数

    医療機器等100項目以上のデータ化

主要な分析機能

  • 地域の病院の現状把握:DPC公開データと違い、慢性期の病院も含む全国約8,500病院を対象
  • 個別病院の病棟分析:病棟別の患者数・在院日数・病棟稼働率を把握
  • 経営状況の兆候把握:患者数の推移から稼働・収益への影響を示唆
  • 施設のライフサイクル把握:病院の築年数や診療所の開設時期を確認
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体験デモをご用意

実データを使用した本格デモをご用意しています。
実際の操作感をぜひお試しください。

画面サンプル