ランジェMAP|製品について

ランジェMAPは、公開されたままのデータでは抽出が難しい統計や指標を、
データのモデル化とコンピュータの計算力を活用することで、
簡単に扱えるようにするデータ利活用サービスです。
このページでは、対象となるユーザーや利用シーン、機能の全体像をご紹介します。

対象となるユーザー

ランジェMAPは、医療系オープンデータの活用を検討している皆様にご利用いただきたいサービスです。
病床機能報告をはじめとする多くの公開データについて、次のような課題を抱えていませんか?

  • 使ってみたいが、分析に至るまでの作業量が多く一歩踏み出せない
  • 医療制度やデータ操作など、活用に必要な専門性に不安がある
  • 既に利用しているが、データ収集や年次更新が煩雑で手間がかかっている
  • 十分に活用しているが、分析の視点が固定化され変化に乏しい

このような課題を感じている方々に、ランジェMAPは最適な選択肢となるでしょう。

主な利用用途

ランジェMAPは、医療系オープンデータを利活用したいと考える様々な事業者の方々にご利用いただけます。
コンサルティング、マーケティング、営業支援、教育など、幅広いケースを想定しています。

  • 医療業界における市場分析に活用
  • 医療機関の経営環境分析に活用
  • 医療機関向け営業活動におけるドアノックツールとして活用
  • 教育・知識強化コンテンツとして活用

このように、医療機関だけでなく周辺産業の多様なシーンでご利用いただけるシステムです。

機能詳細

ランジェMAPで提供している主要機能をご紹介します。

病床機能報告ビュー

病床機能報告データを整理し、病棟区分・届出状況・算定入院料などを比較可能にします。

DPC公開データビュー

DPC公開データを再編集し、診断群分類(6桁)や手術有無などの観点で施設間比較を可能にします。

厚生局届出情報ビュー

厚生局届出情報を基に、診療体制や加算の届出状況を把握し、地域や施設間での比較を可能にします。

将来推計人口ビュー

国の将来推計人口データを基に、地域別・年齢階級別に将来の人口構成を見通し、医療需要の変化を分析できます。

NDBオープンデータビュー

NDB(ナショナルデータベース)の公開データを基に、疾病・薬剤・診療行為の全国的な傾向を把握し、 医療提供体制や市場分析に役立てることができます。

ランジェMAP画面イメージ

ランジェMAPの画面操作イメージをご覧いただけます。
実際のデータ利用の雰囲気をつかみたい方におすすめです。

画面イメージを確認
1 / 4

他社サービスとの違い

一般的な医療データ提供サービスは、多くの場合「データの収集 → 加工」という工程で止まってしまい、利用者自身がその先の分析や解釈を行う必要があります。

これに対し、ランジェMAPは単なるデータ提供にとどまらず、診療報酬制度やDPC制度の仕組みを深く理解した専門スタッフが在籍している点が大きな特徴です。制度の背景や算定ルールを踏まえてデータを再編集することで、単純な統計処理では見えない「制度的な意味」を持つ分析結果を提供できます。

また、ユーザー自身がデータを操作し、地域や診療科、時系列など多面的に比較・分析できるように、分析ツール部分を特に強化しています。地図・表・トレンドを一体的に可視化するインターフェースを備えており、直感的な操作で医療圏や病院単位の状況を俯瞰できます。

データ収集→正規化→加工→ランジェMAPで可視化→ユーザー という処理フローの図

ご利用料金

ランジェMAPは初期費用不要、月額基本利用料のみでご利用いただけます。

初期費用 不要
月額基本利用料 ご利用人数に応じてお見積り
契約単位 法人契約(個人利用は要相談)
契約期間 1年間(以後は自動更新)
サポート費用 月額利用料に含まれる(追加コンサルティングは有料)

推奨環境

快適にご利用いただくために、以下の環境を推奨しております。

OS 不問
対応ブラウザ Google Chrome、Microsoft Edge、Safari の最新バージョン
画面解像度 フルHD(1920×1080)以上を推奨

サポート時間

ご契約者様には、システム利用に関するお問い合わせ窓口を設けています。

サポート時間 平日 9:00〜17:00
(年末年始休業期間を除く)
活用事例資料 サンプル

様々な業種の活用事例資料をご用意

医薬品・医療機器から金融、コンサルまで多様な事例をご用意しています。
貴社に近い業種の成功事例を参考に、導入や提案に役立てられます。
実データに基づいた具体的な活用シーンを確認できます。